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現場より。バックアップはシンプルに


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時には臨機応変な対応が求められるシステムの現場作業は、複雑な手動作業をなるべく排除したいもの。ただし、自動化によって小回りが利かなくなる事も避けたい。今回はそういったトレードオフとも言える自動化について一つの解を出したいと思う。



階層を保ったまま目当てのファイルをコピーする


■ システムの現場作業で要となる基本動作はコピーである。

バックアップにしろ、商用適用にしろ、コピーという動作が基本となる。ファイル数が少なければ、全てをコピー対象としたり、バージョン管理のフレームワークを利用する手もあるだろう。しかしながら、WEB系等、大量のファイル数を抱えるシステム。しかもセキュリティや障害と隣り合わせなシステムでは全てのファイルをコピーする事や複雑なバージョン管理システムを導入するのが難しい場合もあるだろう。更にWEB系のシステム構造は階層的である。数千・数万もあるファイルの中から、数十ファイルの差し替え等はよくある事。その場合、「ピックアップしたファイルを構造的にコピーする事」は結局、手作業にしては煩わしく、かといって自動化すると小回りが利かないという問題が発生する。「rcvbackup」は手作業の問題と自動化の問題を同時に解決する事が可能である。

制約のある作業環境(Windwos)にも柔軟かつ簡単に対応


■ 「MS-Windows」が始まってから普遍的な「バッチ処理」はランタイムも環境依存もない。

最近はシステム作業する環境においても、セキュリティや権限管理等、色々厳しい制約が施されていたりする。その場合、ランタイムや環境のインストールは言語道断、他のソフトを利用する事も制約を設けられる場合がある。
「rcvbackup」のファイル構成は「Windowsバッチファイル」1つのみ。しかもテキストファイルなので、バッチが起動できる環境であれば使用可能となる。
製作当時は「制約のうるさい作業環境ってWindowsぐらいしか無くね?」と楽観的に作っていたのだが、特にデザイン系はMacの利用が多い。「bash/csh」でも作れると思うので、需要が有れば作りたいと思う。

簡単かつ直感的に使用可能


■ 「rcvbackup」は基本的にキーボードを使いません。

バッチだとコマンドプロンプト(黒い画面)を開いてキーボードパチパチ打つイメージが強いが、「rcvbackup」は基本的にキーボードを使わない。ドラッグアンドドロップが出来れば、対応可能である。動作の大きな流れは「対象ファイルリストを作成」し、「コピー実行」する。ただそれだけだ。対象ファイルリストも、テキスト形式のファイルリスト「list.txt」ファイル名固定で非常に分かりやすい設計である。更に「list.txt」もドラッグアンドドロップで作成可能である。(詳細な説明は後程)

ダウンロード・入手


■ 「rcvbackup」
対象のファイルをピックアップ・リスト化し、そのリストを用いて階層的にコピーするツール。

基本的な使用方法


■ 基本的な使用方法のご紹介

基本的に「rcvbackup.bat」本体と「list.txt」というファイルを元に作業が行われる。
できる事として箇条書きに挙げていく。

 

実用編


■ 解説ビデオをご用意

規約・免責


■ 以下の規約にご了承の上でご利用ください。

 
 

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